幼稚園バス停での上手な会話!ママトラブルや苦痛とサヨナラ☆

HSPのこと

幼稚園に入ると意外に大変な、バス停でのママ友付き合い。

みんな新しく入園する人たちで、一斉に知らない人同士から始まるのであればまだ救いはありますが、たいていは年中や年長の先輩ママさんたちがいるわけで…。

 

グループで固まっている人たちの中には入りづらい!

盛り上がっていても、新入りには何の話だかさっぱりわからない!

人付き合いが苦手なHSPママだったら特に辛い状況です。「なになに、何の話~?」なんて気軽に割り込んでいくことは絶対に無理ですから。。

でも居心地が悪く距離をとっているといつの間にか誰もしゃべってくれなくなって、”自分だけひとりぼっち” なんてことにもなりかねません。

 

毎日のバス停送り迎えにウツウツしたりイライラしたりしたくない。

できるだけ穏やかに、心が軽くなるように自分自身で状況を改善していきたいですよね!

 

私も毎日のバス停には上の子の時代から苦しめられています。

が、そんな中で少しずつ発見したHSPな私でもできる対策を少しご紹介したいと思います。

バス停には早めに行くのが鉄則!

まず、グループ化している集団に入っていくことは、人付き合いの上手な人でもなかなかハードルの高いことです。

なので、グループ化する前にバス停に着いておく。これ重要です。

 

一番乗りでバス停に着いておくと、2番目に来た人は自分の方へ寄ってきて、挨拶なり世間話をしてくるでしょう。

そうすると自分がすでにグループの一員になっていることになります。

そして3番目、4番目の人もそのグループに合流する。

 

グループは後から入るのは大変ですが、最初から入っていれば自分の好きな話題を展開することもできますし、かなり楽です。

 

話題が無い!という時には

とりあえずグループには入れたけど、話題が無くて沈黙になってしまう、という時ありますよね。

挨拶だけしてシーン…なんて場面。

こんなに話が弾まないなんて、この人私のこと嫌いなのかな?なんて余計な被害妄想まで膨らんでしまいそう。

 

話題の引き出しが空っぽだったら、どんなに考えても何も出てきません。

だから、準備が大切です。

とりあえず天気の話

一番オーソドックスで誰にも迷惑かけない話題。

それはお天気です。

 

今日子供と玄関から外に出た瞬間、どう感じましたか?

寒いな、風が強いな、昨日より暑い、雨が降りそう、土砂降りでビショビショ…

毎日暑い日が続いていても、昨日より涼しいとか、明日はもっと暑くなるって天気予報で言っていた、とか。

何かしら、自分が感じる今日だけの天気の情報ってあるはずなんです。

 

それをまず「感じて」「覚えておく」。

そしてバス停ママさんに挨拶した後に「話してみる」。

そのママさんが同じように感じていたら共感してくれるだろうし、違うことを思っていたら自分の意見を言ってくれるだろうし、そんなふうにして会話はつながっていきます。

 

まずはお天気。

私は玄関を出たら空を見る癖がつきました(笑)

 

最低1つは話題を提供

コミュニケーション苦手な人は、聞き役でいい、笑って相槌をうっていればいい、とよく言われます。

でも、それだとその場は上手くいっても、相手との距離がなかなか縮まらないんですよね。

もう何年も同じバス停でそれなりに会話もしているはずなのに、全く仲良くなれないわ~と思っている人はそんな感じなのかもしれません。

 

結局、話してばっかりもダメだし、聞いてばっかりもダメなんだと思います。

会話ってキャッチボールだから。

相手のことをいくら知っても、自分の情報を全く出さないなら、仲良くなれないのは当然なんだと思います。

 

だから、どんなに小さなことでもいいから、1日1つは自分の話題を提供してみることを私は心がけています。

 

例えば、朝ごはんのときに子供が食パンに塗ったジャムが気に入らないと言ってケンカになった、とか。

ずーっとしてなかったのに、1カ月ぶりに子供がおねしょをした、とか。

昨日夜遅くまでテレビドラマに夢中になっていたから、今朝は目が腫れてる、とか。

 

どーでもいい話。でももしかしたら膨らんでいくかもしれない話。

 

何ジャムだったの?えーうちはイチゴジャムが一番好きだよーとか。

うちなんてまだ夜のおむつとれてなくて、お泊り保育大丈夫か心配だわーとか。

何のドラマ?ああそれ私も大好き!とか。

そんな返事を想像しながら。

 

他愛もない、毒もない、後にも残らない話。

でもそれがもしかしたら”ただのママ友”から”友達”へ格上げしてくれる第一歩になるかもしれない。

そんな風に思って、毎朝「今日は何の話題がいいかな。何かあったっけ?」となるべく旬な話題を頭の片隅から引っ張り出してから、バス停に向かうようにしています。

 

マジカルバナナ~連想ゲーム~方式

今度は逆に、相手が話題を提供してくれた時の場合。

相手が何か話をしてくれても、なんだかいつも話が膨らまない。続かない。

正直なところその話題に興味が無くて、どう返事していいかわからない。

そんな時。

 

私は頭の中でマジカルバナナをしています。

マジカルバナナ、アラフォーには通じる自信がありますが、それ以下だともしかして「何のこっちゃ?」かな?(笑)

 

私が10代の頃流行っていたクイズ番組でやっていた、いわゆる連想ゲームです。

「バナナといったら黄色!」「黄色といったらレモン!」「レモンといったらすっぱい!」のような。

これって、話題を広げるのにとっても有効だと思ってるんです。

 

例えば。

ママ友がバレエを子供に習わせようか迷っている、という話をしてきたら。(私はバレエに興味なし)

マジカルバナナしなかった場合、私は「へえ~そうなんだ~。月謝高そうだよね~」程度の会話しか返せません(低レベル)。

でもマジカルバナナした場合、「女の子ってバレエのあのフリフリのドレスとかすっごい好きそうだもんね!やっぱり本人がやりたいって言ってるの?」とかなり興味あります的な会話をすることができます!(笑)

 

このとき私の頭の中では…

「バレエといったらドレス!」「ドレスといったらフリフリ!」

というやり取りが繰り広げられていたわけですね。

 

自分でも想像つかなかった返答ができたりするので、1人マジカルバナナ、おすすめですよ(笑)

 

沈黙を怖がらない

色々紹介しましたけど、やっぱり私にはハードル高いわ、と思われた方もいるかもしれません。

そして色々やってみたけど、やっぱり会話が続かない…という場合もありますよね。

 

結局、最後に行き着くところは”沈黙を怖がらない”ことなのかなぁと思います。

 

今私が毎日通っているバス停には、あまり話さないママさんが1人います。

でも感じが悪いとか無視されるとかそういうことでは全くなくて、にこやかだし挨拶もきちんとされるし、むしろ感じがいい人です。

たぶん世間話が苦手なのかな?1人でひっそりされていることが多いです。

もちろんこちらが話しかけると話してくれるし、グループの輪の中に入ってこられることもたまにあります。

 

そんな彼女を見ていて私が感じた気持ちは「なんてすがすがしいの!」です。

自分に嘘をついていない感じが、すがすがしいんですよね。いつも素の自分でいる感じ。

無理しない、1人でも気にしない、強い人だなぁと思いました。

私はそのママさんにとても好感を持っています。

他のバス停のママさんも、彼女はこういう人なんだなぁと一歩引いて見守っている感じです。

 

私は彼女のように強くないし、1人でいると「ひとりぼっち」と感じてしまう弱い人間なので彼女のように振る舞うことはなかなか難しいのですが、彼女を見ていると”沈黙を怖がらない”ということの大事さを感じます。

だから私も、いつもいつも話題を探して頭をフル回転させているんじゃなくて、ふっと気を抜いて「今日は沈黙でもいっかー」なんて思えるようになりたいな。

 

HSPの人たちの魅力はやはり、静かに深く考える ”沈思黙考” の部分だと思うので、私もいつかそれを武器にできるような強い人間になりたい。です。

 

タイトルとは関係ない、最後は決意表明みたいになってしまいましたが(汗)

幼稚園バス停の人間関係に悩むママさんたちの一助になれれば嬉しいです!

 

では、また次回!

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