消えてなくなりたい、と思ったことありますか?
私はあります。
死にたい、ではなく、消えてなくなりたい。
自分で死を選ぶほどの勇気は無いんだけれど、生きていくのがつらい。
私が存在する意味なんて無い気がするし、将来のことを考えてもため息が出るばかりで何の楽しみも無い。
消えてなくなることができれば楽なのに。
自信がなくて辛い
私の場合、家族には、家事の担い手として一応必要とされています。
たぶん、存在価値はそれなりにあるんだと思います。
でも、誰にも感謝されない毎日。
やって当たり前だと思われている。
やらなかったりやれなかったりすると「なにさぼってんの」と思われる。そんな生活。
こんな毎日があと何年続くんだろう。
明日終わっても全然いいんだけどな。
消えちゃいたいな…
一度この思いに絡め取られると、なかなか抜け出せなくなります。
私なんて、私なんか、と常に思っているために、出てくる発想なんだと思います。
楽しいことがあるかもしれない。
子供が大人になるまで見届けたい。
という気持ちももちろんあります。
でもそれよりも、こんな私が存在していたって意味ない。という気持ちが勝ってしまうんです。
こんな風に考える
そんな時、私はこんな風に考えます。
想像です。 というか妄想です。
自分の大好きな人が、もし「消えてなくなりたい」と言ったならば。
私の場合は、2人の子どもです。
自分のことは愛せないけれど、子どもたちのことは大好きです。愛しています。
そんなわが子が「消えてなくなりたい」と言ってきたら、私はどうするだろう?
私はあなたのことが大好き。消えてほしくない。
あなたの存在は私にとってかけがえのないもので、宝物。
あなたがいなくなってしまったら、私は悲しくて苦しくてつらい。
そう言ってなんとか子供の気持ちを前に向かせるように、
そして母親の自分の気持ちをわかってほしいと思うのではないかと思います。
子供がもし「自分の存在に価値が無い」と言えば、怒り悲しみ「そんなわけない、あなたがどんなことをしても、何があっても、私にはあなたが必要だ」と言います。
同じなのではないかと思ったんです。
自分にも、同じことを言ってあげればいいのではないかと。
私は私のことが大好き。消えてほしくない。
私の存在は私にとってかけがえのないもので、宝物。
私がいなくなってしまったら、私は悲しくて苦しくてつらい。
私の弱い心の中には、小さくなってうずくまっている小さな自分がいます。
その小さな自分をギュッと抱きしめて、声をかけてあげてほしいんです。 優しい声を。わが子にするように。
自分に優しくしてほしい。愛する人にするのと同じように。
そんなに自分をいじめないで。
消えてなくなりたい、と思う時、私の中で小さな私が膝を抱えて泣いています。
小さな自分を守れるのは、自分自身だけなんです。
そのことを忘れないようにして、生きていきたい。
少しずつ、一歩ずつ。 なりたい自分に近づけますように。
ではまた、次回。
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